禅語から学ぶリーダーのあり方

禅語から学ぶリーダーのあり方

「柳緑花紅」それぞれの強みを活かせばよい

茶道初心者教室を修了し、師と仰ぎたい先生に入門を許されての最初のお稽古日に掛かっていたお床のお軸は「柳緑花紅」。りゅうりょくかこう。柳は緑、花は紅 でした。柳はどこまでいっても緑であり、花はどこまでいっても紅である。それがあるがまま。柳が紅...
マネジメント・リーダーシップ

「和敬清寂」心を開き敬いあうことが成功に繋がる

お茶会を前に、「和敬清寂」(わけいせいじゃく)のお軸を思い出す出来事がありました。お茶席のお客様のお茶碗が空いているのに水屋からなかなかお茶碗を下げに来る様子がなく、半島役だった私はしびれを切らしてしまいました。お稽古だったということもあり...
マネジメント・リーダーシップ

「喫茶去」一瞬一瞬を大切にする 

卒業茶会に向けて私たちグループの練習にも熱が入ってきています。当日の私の役割は半島。お点前さんをサポートし、お客様に気持ちよくお過ごしいただくためのおもてなし役を務めます。お茶会当日のお軸は孤蓬庵 宅厳和尚の御筆で「喫茶去」(きっさこ)に決...
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「梅耐百雪潔」苦難を乗り越えることで美しい花が咲く

昨日の茶道のお稽古でのお床のお軸は奈良 西大寺のご住職様が書かれた言葉「梅耐百雪潔」(うめ ひゃくせつにたえ いさぎよし)でした。お花は紅梅と白梅、それにフキノトウが萩焼きの花入れに生けられ、私たちの心を和ませてくれました。今回の言葉の意味...
禅語から学ぶリーダーのあり方

「紅爐一點雪」やり切ったと思える行動を

先日のお茶のお稽古でのお軸は「紅爐一點雪」(こうろ いってんのゆき)でした。紅蓮の炎を上げて赤々と燃えている炉にひとひらの雪が舞い落ちる。一瞬とも言えぬほどに白い雪はシュッと解け落ち、その跡形さえも残らない。生きている間、人は多くの煩悩に捉...
禅語から学ぶリーダーのあり方

「無事」一喜一憂しない

2017年が明けました。昨年のお正月にインフィニティ設立を決意し、そこから猪突猛進で走った2016年でした。昨年一年間の御礼と今年もお守りいただくようにと初詣へ出かけ、引いたおみくじには「勝」と「考」の2文字が書かれていました。「勝」 小さ...
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「関 南北東西活路通」壁の向こうに未来がある

今年最後の茶道のお稽古で掛かっていたお軸は「関 南北東西活路通(かん なんぼくとうざい かつろをつうず)」でした。関とは関所、関門、難関などを指します。南北東西活路通はそのものズバリ!南北東西360度どこへでも意のままに活路が開けるというこ...
禅語から学ぶリーダーのあり方

「歳月不待人」チャンスを逃がすな

年の瀬もいよいよ押し迫ってきて、周囲はまさに「師走」です。そんな中、先日のお茶のお稽古でのお床のお軸は「歳月不待人」でした。この時期にはよく掛かるお軸なのですが、言葉の奥深くの意味に触れ、「今」に感謝の気持ちでいっぱいになりました。盛年不重...
禅語から学ぶリーダーのあり方

「紅葉夕陽鮮」仲間がいてこそ輝くことができる

週に一度の茶の湯のお稽古は、私にとって日々の喧騒から離れ、心を落ち着け自分と向き合うための大切な時間です。お点前や季節の草花、お菓子についての先生からのお話に学ぶことも多いのですが、お軸に書かれている言葉・禅語が毎回、とても心に響きます。先...