部下の「●●さんが嫌だから辞めたい」はあなたへの抗議です 

組織開発

部下から退職の意思表明をされて凹んでいたAさん。
「まだ半年なのに。これで二人目。二人とも、先輩のYさんが嫌だって言うんです。」
困り顔のAさんです。

職場の問題の8割強は人間関係の悩みと言われていますので、
●●さんが嫌だから辞めたいは、至極正直な退職理由だと思われます。

しかし、本当にそれだけなのでしょうか。

かつて私もメンバーから言われたことがありました。

「●●さんとはやっていけない。耐えられません!」

「社長が嫌なんです。限界です。」

メンバーの声に、仕方ないなぁとあきらめ顔の私でした。

Aさんもかつての私と同じで
Yさんを責めるわけではないけれども、「言い方がきついんだよな」
と部下の退職理由が分からないではないと言うのです。

でもね、Aさん。
Yさんが理由で辞める人はAさんの前にもいたわけで、
それはつまり、Aさんはマネージャーとして、
何にもしていない、ノーマネジメント状態だったということです。

何にもしていない!
何にもしてくれない!
私を悩ませ苦しめるYさんに対して、
上司として野放し状態。
そんな上司のあなたにオブジェクション!!!

部下はこんな風に言いたかったのかもしれません。

かくいう私も、「●●さんとはやっていけない」と去っていったメンバーは、
実は私の事はもっと嫌だったと、後になって人づてに聞き
かなり落ち込んだし、

「社長が嫌」と辞めたメンバーは、
社長をかばう私に対しても嫌だと訴えたつもりなのに、
当時の私には全く通じなかったと
数年たってから打ち明けてくれました。

そうなのです。

●●さんが嫌だから会社を辞める

それは、マネージャーのあなたに対しての訴えに他ありません。
マネージャーとして、チーム運営、関係の質を整えること
そんなことを怠っているあなたに抗議する!!!

メンバーのこんな思いがきっと含まれているに違いありません。

部下の「●●さんが嫌だから辞めたい」はあなたへの抗議です。
「●●さん」を責めるのではなく、
マネージャーとしての自分をまずは振り返り、
何を成すべきかを考えたいものですね。

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