誰だって変わることができる

傷んだ果物のお陰で我が身の成長を実感しました

果物を御遣物として知人に贈りました。ところが残念なことに、傷んでいて食べられなかったことが分かりました。

直ぐに取扱いショップのカスタマーサービスに電話をしましたが、該当商品は既に生産が終っているため返金しますと言われました。お世話になった人への御礼のお品なので、返金ではなく代替品を該当金額で検討してもらえないかとお願いしてみました。すると、返金するので電話を切った後、改めて自分で注文し直してほしいとの事でした。

 

機械のように無感情の言葉で「大変申し訳ありません」と言われても、気持ちは全く伝わりませんでした。

相手が言ったことを復唱するようにとマニュアルにあるのでしょうが、YesかNoかの問いにもいちいち復唱することで、無駄に時間が過ぎていきます。

この間のやり取り、実に15分ほど。以前の私だったら、カスタマーサービスの電話の主にプッチンしていたと思うのですが、今回は最後まで冷静でいることができました。

最初の2-3分で「なんだか慇懃無礼だなあ」と感じました。しかしそこで思ったのです。

「よし。絶対にこの電話ではイライラしない、怒らない、冷静でいよう。きっとこれは、私がどれくらい成長したかを試すことができるチャンスなんだ。」

そんな風に思うことで、イラッときそうな言葉や対応にもイライラや怒りありませんでした。

「やればできるじゃない! 私!!」

そんなことを思いながら15分のやり取りを終えました。

 

今日の感謝ノートにはこんな風に綴りました。

「果物が傷んでいたのは残念だったが、カスタマーサービスとの電話対応で自分の成長具合を確認できたし、まだまだのストレッチポイントも確認できた。良い勉強ができた。」

 

毎日が良いことばかりとは限りません。しかし、起きた事柄をどう解釈するかで全く違うモノが見えてきます。

そう考えると、今日もなかなか良い日だったと思えるし、人の成長の可能性は無限なんだと実感するのでした。

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