誰だって変わることができる

マイ・ルール

経営者としての「心」の学びを深める勉強会において、自分の「マイ・ルール」を何にするのかの宿題発表がありました。

・敵を作らない

・感謝と祈り

・嘘をつかない

・逃げない

・水に流す

 

その他にも皆さんそれぞれ、自分のマイ・ルールに関する素晴らしい発表がありました。

私はと言えば・・・・

 

私のマイ・ルールは『愛を贈る』です。

これは、他人にだけ愛を贈るのではなく、贈る対象は私自身も含まれます。

「すべての人には無限の可能性がある」とお伝えしていても、なかなか受け入れていただけないことも多くあります。

そうは言っても、ダメなヤツはだめでしょう?

私はどうせ・・・

こんなお声を聞くと、かつての自分を見る思いがいたします。

メンバーに対して「あの子はね・・・」と決めつけていた私。そして、本当のところは自分自身にものすごく自信がなくて、いつも心の中で自分にダメ出しばかりしていた私。

そんな私が自分の可能性も、もちろん相手の可能性も、しかも「無限の可能性」を心から信じることができるようになったのは、等身大の自分を愛せるようになったからであり、その結果、ありのままの相手も愛せるようになってきたからに他ありません。

勿論、未だ完璧ではありません。「苦手だな~」「できれば関わり合いたくないかも」と思う方もいらっしゃいます。

しかしだからこそマイ・ルールなのです。

決めつけたり否定したりするのではなく、相手に愛を贈るのです。

私のミッションは、自分を大切に思える人、自分を愛することができる人が増えるようになること。自分の可能性を信じてイキイキと笑顔で前を向いて進む人が増えるようになることです。そのために、企業研修、ワークショップという手段を取ってはいますが、究極の目的は、「みんなが幸せな心持ち」でいられるような世の中になることです。

自分を愛せない人は、他人に優しくするのは難しいでしょう。

自分を愛せるからこそ、他人も愛することができるのでしょう。

そして人は誰もが自分以外の誰かから、それがたった一人の存在であったとしても、自分を受け入れてくれる人がいると思えるだけで、心に希望の光が灯るのではないでしょうか。

 

「私のマイ・ルールは『愛を贈る』です。」と発表すると、師である北川八郎先生がおっしゃいました。

「『希望を与える』ということだね。」

まさに、その通りです。

 

インフィニティを興す時、尊敬する方からこんな言葉をいただきました。

「教えるとは『希望を語る』こと。授業とは『相手の心に火をつける』営みのこと。

二酸化炭素しかなかったら火はつかない。まずは酸素のある環境を整える。そこにそっと火を灯す。」

 

 

私のマイ・ル―ルは「愛を贈る」です。

あなたのマイ・ルールは何ですか?

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