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「誰と」仕事をするかを考える

仕事をする上で大切にしたいことの一つに、
「誰と」仕事をするか
があります。
どんな社員を雇用するか、上司はどんな人なら良いか
ということのみにとどまらず、
協力関係にあるパートナー企業、お取引先にいたるまで
「誰と」といういのは、私にとってとても大切な基準
仕事をする上での譲れない価値観の一つです。

その時の私の判断基準は、
「仕事ができるか」「この人といて自分の得になるか」という部分ではありません。
もちろん、「仕事ができる」「役に立ってくれる」「貢献してくれる」
というある一定以上の基準はあります。
しかし、最も大切にしたいのは、
「一緒にいて心地いいか」「一緒に仕事をしたいと思うか」という
数値化しづらい、言葉でも言い表しづらい、非常に感覚的な部分です。
雰囲気やバックボーン、価値観が自分と似ているか、
共通言語、共通体験を持っているかということが何より大切なのです。

例えば、ビジネスパートナーを選ぶ際にも
「A社よりB社のほうが専門的知識とスキルを持っている」という事実があっても
「感覚的に何かが違う。B社の方が気持ちが通じる」と感じれば
私は躊躇なくB社をパートナーとして選びます。
なぜなら、一度ビジネスが始まってしまえば、
知識やスキルなどの無機質なものにだけ頼るビジネスライクな関係を超えて
「人と人」という人間同士の付き合いがとても重要だからと思うからです。

しかし、「一度つきあったら、一生とことんつきあう」と決めているので
最初のハードルはかなり高いです。
「感覚」の触覚がビシバシと触れる相手に巡り合うのは
そう容易ではないですし、
触覚が少しばかり触れたとしても、ピタリと止まって動かなくなってしまうことも
度々あります。
なかなかパートナーが決まらないことに、いつも周囲はやきもきしているかもしれません。

それでも私が「感覚的」な部分を重視するのは、
価値観が同じなら少しの説明で考えを理解してもらうことができるし、
大筋さえ共有すればあとは任せても安心できるから。
感情的な対立やコミュニケーション不足を解決するために
多くの時間を後々費やさなければならないことを考えると
誰と仕事をするか
その最初の厳正なる見極めは、無視できない最重要事項とも言えるのです。

そして・・・
恐らくそれは、私とインフィニティが
お客様から選んでいただく際にも同じことが言えるのだと思います。

どんなスキルや実績を持っているのか
どんな素晴らしい経験値の講師やコーチがいるのか
もちろんそれらも大切なファクターではありますが、
お客様が私たちを選ぶ際の最重点事項は、
私の「人としての魅力」なのだと思っています。

そのためには、第一印象でふるい落とされることのないよう
お客様から惚れ込まれる人物になるよう
人としての魅力を日々、磨いていかなくてはと思うのでした。

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