「問題がない」ことは問題である

マネジメントこぼれ話

研修冒頭、いつも自身やチームの「課題」や「何とかしたいと思っていること」、「もっと良くしたいと思っていること」を洗い出してもらい、それをベースに研修で何を持って帰りたいかの動機づけを図るようにしています。

ところが先日のマネージャー研修において、「特に課題はありません。」と堂々と発表したマネージャーさんがいらっしゃいました。

「では、現状特に問題視しているところはないということですね?もっと良くなればいいと思っているところはありますか?」と質問したら

「今、うまくいっているので特にこれと言ってないですが、何か、部下が成長するためのスキルが持って帰れれば(もごもごもご・・・)」とお答えになりました。

 

その後のハーベスティングにおいて、他の受講生から

「問題ないなんて羨ましい。でも本当に問題ないのだろうか・・・。」とのコメントがありました。

 

時々、このようなうちは完璧チームだと突っ張るマネージャーさんがいらっしゃるのですが、プログラム途中で、何かしらのエピソードを交えながら必ずお伝えするのです。

 

「問題ないことは素晴らしいことではありません。

問題を問題と感じない、または捉えない・気づかないことが問題です。

問題は成長の種です。問題を感じないということは、成長の種を見つけることができないということですから。」

 

冒頭、「うちは全てうまくいっていますから・・・」

と受講自体を面倒くさそうに斜に構えていたマネージャーさんも、プログラムが進むにつれて

「問題は自分自身の意識にある」ことに気づいたようで、目の色が変わっていました。

 

うちの課は問題だらけだ~

と嘆く必要はないのです。

だって、問題こそが成長への種なのですから。

 

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