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「しない」後悔 「した」後悔

テレビショッピングを見ていた時のこと。岡田可愛さん(「サインはV」などに主演した女優さん)が熱く語っていました。

「あ~、あれ買っとけば良かったなんて、後で買わなかった後悔するくらいなら、今、買っときなさい。買って、失敗した~と後悔しても、こういうのは自分に似合わないとか、サイズはしっかりと確認しなきゃとか、何が後悔の理由なのかちゃんと確認したら、それは勉強になるんだから。人間は「しない」後悔するよりも「した」後悔の方が成長するのよ!」

 

面白いことを言うな~ と思い聞いていました。

商品を買ってもらうためのお決まりトークのようにも聞こえますが、内容はとても奥深いものを感じました。

 

確かに、何も行動しなかったことを後悔しても、「たられば」の話ばかりで、未来へ向けて進歩的な発想にはなかなかなりません。

かたや、行動したことへの後悔は、後悔の理由が行動そのものにあるのか、結果に起因するのか、そこを分析し改善へつなげる未来志向へと向かわせることができます。「学習」することができるのです。そして、学習の思考になっている時点で、「後悔」という感覚はなくなっているのではないかと思うのです。

 

かくいう私は仕事においては「思い立ったら吉日!」タイプなのですが、プライベートにおいては、「しない」後悔がとても多いです。嫌われたらどうしよう・・・、ずうずうしいって思われたら嫌だな、などなど、自分の評判を気にして行動できないでいる。そもそも、「どんな評判なのよ! たいしたことないでしょう!」と言いたいところなのですが、勇気がないのです。

 

それでも先日、頑張ってみました。

私のパーソナルコーチをお願いしたいと数か月前から思っていた方に、勇気を出してお願いした、という行動です。著名な方だしお忙しい方だし、そもそも私がこの方のクライアントになる資格があるのかしらん?なんて、一人勝手に思い悩んでいました。断られたら、後々のお付き合いが気まづくなるかもしれないし、それも嫌だし・・・。うだうだうだ。

それでも勇気を出してお願いしてみました。コーチになってほしかったから。目指す自分を手に入れるためにはこの方をコーチに選ぶのが良いと直感で感じたから。

 

そうしたら! いとも簡単にYes!のお返事を頂きました。一人勝手に思い悩んでいたのに、あれは一体、何だったのでしょう。

そこで振り返ってみました。今回、どうして私は行動できたのかしら? いつもなら尻込みして「しない」後悔をいつまでもしているのに。

すると答えが分かりました。

どうしても手に入れたいモノがあり、そのためにコーチが必要だと思ったから。

そして、コーチは誰でもいいのではなく、その方がベストと思ったから。

つまり、「どうしても」だったのです。強い願望が私を突き動かしたのです。

 

「後悔先に立たず」という諺がありますが、それは浅慮を戒めるもの。

人間、「しない」後悔より「した」後悔の方が絶対に成長できる!

そう思ったら、もっともっと勇気を出して行動しよう! なりたい自分になるために! と思うのでした。

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