敗者への敬意

マネジメントこぼれ話

高校野球の試合後の談話を聞いていると、必ずと言っていいほど聞かれるのが、勝った高校側が相手チームに対する感謝や敬意の言葉を語っていることです。

「よくまとまった素晴らしいチームだった」
「勉強させてもらった」
「見習うところがたくさんあった」

こういう話を聞いていると、心がほっこりします。
勝負の瞬間は互いに必死で相手を思いやる余裕などないかもしれません。
けれども戦う相手があって初めて勝つことができるのです。
対戦チームが強かろうと弱かろうと、どんな試合内容であったにせよ、「相手」があってこその勝利だということを決して忘れてはいけません。
対戦相手がいるかからこそ、負けるチームがあるからこそ、自分たちは勝利チームでいることができるのです。

スポーツに限らず何事も同じです。

お客様がいるから商売ができる
クレームがあるから改善・改良・品質向上につながる
手間のかかるメンバーがいるからマネジメントに工夫がうまれる
反発するメンバーがいるから自らの人間力を鍛える必然性を得られる

自分一人がエライわけでも優れているわけではなく、もちろん自分一人で物事が成り立つわけでもないのです。
相手に対する敬意、感謝を忘れてはいけません。
当たり前の事なのに、つい忘れてしまい、傲りに入ったり、相手に対しての文句が先行してしまったり・・・。
人とは全く自分中心にできている生き物だとつくづく感じます。(私だけかしら?)

今日もテレビの前で球児たちのプレイに熱くなりながら、勝った負けただけではない、その裏側にあるたくさんの「気づき」「学び」に感謝をしつつ楽しい時間を過ごしています。

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