誰だって変わることができる

楽しむ

お客様から無理難題なリクエストをいただいた
上司が丸投げの仕事を振ってきた
後輩が生意気な物言いで反論する
頼んでいた事柄を他部署担当者にスルーされた

毎日毎日、ほんの些細なことから結構大きな事柄まで、思うようにいかないことがままあります。
いえ、自分の思うように物事が運ぶ方がレアケースで、正反対に進んだり、全くの想定外だったり、そこまでではなくともちょっと違うんですけど、というようになかなかこちらの希望どうりにいかないものです。
例えばお天気だってそうです。
雨雲予想では17時半ころからの雨予想だったので、その前に用を済ませようと傘を持たずに急いで出かけたところ、17時前にひどい雨に降られてしまってびしょ濡れになった・・・。
これだって立派な想定外です。

そう。私たちは日々の生活の中で、ビジネス現場では余計のこと、思い通りにいかないことの方が多いのです。
これらにいちいち腹を立てたり落ち込んでいたりしてはいくら身体があっても持ちません。
ストレス過多でおかしくなってしまいます。
思い通りにいかないこんな時こそ、「楽しむ」ことを思い出しましょう。

うわぁっ!もう雨が降ってきた。久しぶりに100mダッシュ!
え~。そんな無茶振りする?そうきましたか~。だったら私はどうやってこれを攻略しようか、腕の見せ所と考えよう。
まったく生意気な口の減らない後輩だなぁ。彼の言葉尻に惑わされないで、声からわかる言葉の裏の本音を読み取ってみよう。

こんな風に、「楽しむ」のです。

こんなことを考えていた時、期せずして樹木希林さんが「楽しむ」ということを仰っていたとテレビから流れてきました。
ご主人の内田裕也さんを殺してやりたいと思ったことは何度もあるけど、結局は人生その時々を楽しむことを心がけたと。

目の前の出来事に振り回されるのではなく、「楽しむ」とはまさに自分の人生のハンドルは自分でしっかりと握ってコントロールしていくその行為に他ありません。
かく言う私もまだまだハンドルは大きくぶれることが度々あります。
それでも、ブレていることに自分で気づき、修正することができるようになった分、少しは進歩かなとも思っています。
(昔はハンドルを取られっぱなしで暴走していても、そこに気づかず他責に陥っていましたから)

昨日、少しすねていたメンバーとのミーティングを控えて、どう楽しむかを思案中。
もちろん、相手をやり込めるという意味合いではなく、いかにお互いに分かり合えるかを楽しむという意味です。

あなたは今、「是非これは楽しまないと!」と思うことにどんなことがありますか?
楽しむために、あなたの何を変えてみますか?

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