組織開発

環境が人を創る

「朱に交われば赤くなる」という言葉があります。
好ましくない人たちと一緒にいると、あなたも「そういう」人になっちゃうよ、という、つまりは環境が悪いと問題のない人も悪くなってしまう、といった意味合いで使われます。

そうなのです!
朱に交われば赤くなる。
誰もが知っているこの言葉。
身を置く環境、付き合う仲間が良くないと、どんなに自分は大丈夫だと思っていても周囲と同じようになってしまうよ、というこの言葉。

よーく、よーく知っているはずなのに、職場という環境において、私達はそのことを忘れてしまっていることがとても多いように思います。

環境が悪いとそこに身を置く人もおかしくなってしまう。
裏を返せば、環境が人を創るということです。
うちのメンバーはやる気がない。危機感がない。生意気だ。クレームが多い。
いろいろと上がってくる所属メンバーに対する不満や愚痴。
それらはもしかしたら、環境がそうさせているのではないでしょうか。

目につくところばかりの対症療法ではなく、根本的解決を見るためには環境を整えていくことが大切です。
リーダーの仕事は職場の環境を整える事だと言っても良いでしょう。

もし、あなたのチームメンバーに何かしら気になるところがあるとしたら、目先の事に拘るよりも、環境に目を向けてみてください。
環境が人を創る。
リーダーは常にこのことを忘れずにいたいものです。

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