誰だって変わることができる

責めるのではなく未来を見せる

「何やってんだよ!」
「何回言ったらわかるのかなぁ」
「そういうコトはやめてほしいんだけど!」

叱る。怒る。注意する。
そうしなければならない時、そうした方が良い時、私たちは相手の言動を改めてほしい様々な場面に遭遇します。
そして私たちは叱る。注意する。決して怒っているのではなく注意しているだけだし叱っているだけ。

と本人は思っているのですが・・・
これらの言い方だとどんなにそれが穏やかで優しい口調であったとしても、言葉を受け取る側からしてみれば、責められているように感じてしまいます。
それでは全く逆効果。
いえ、見た目の行為に改善はみられるかもしれませんが、相手の心には間違いなく少しずつ少しずつ、じわじわとあなたに対するネガティブなイメージが染み付いてしまう可能性があります。
ではどうしたら良いのか。

質問の種類で言うならば、否定的質問・過去質問ではなく肯定的質問・未来質問。
つまり責めるのではなく未来を見せてあげるのです。

朝ご飯をなかなか食べ始めず、自分のしたいことをする父。
片づけができず仕事に遅れると気が気でない私。
「早く食べて!片付かないから困る!!」ではなく、「朝のお話する時間少しでもたくさん取りたいから、ご飯先に食べてくれると嬉しいな。」

ドッグランでいつも我が子(犬)の事しか考えずにボール遊びをしたり(ドッグランでボール遊びはケンカのもとでNGなのですよ)、う〇ちを片付けずに帰ってしまうワンパパさん。
「ボールやめてください。う〇ち片付けてください。」ではなく、「どの子も楽しく遊びたいので走りませんか。う〇ちくん、出てスッキリして良かったですね。気持ちよかったね、〇〇ちゃん(ワンコの名前)。踏んづけないようにお片付けしようね。」

何度も何度も同じミスをするメンバー。
「何回おんなじことやってんだよ。学習しろよ。」ではなく、「難しいこと、困ってることは何?できるための障害、取っ払おう。」

相手の言動の変化を望むなら、責めて批判批難したり追い詰めるよりも、良き未来を見せてあげる方が遥かに相手の行動の前進を望めるというものです。
責めるのではなく良き未来を見せてあげる。

あなたは今日、何人の人にに良き未来を見せてあげましたか?
あなたが誰かに見せてあげた良き未来の数が多ければ多いほど、あなたのイライラは減り、あなたの笑顔や幸福度が増すに違いありません。

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