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何のためにやるのか 主役は誰か

今の時期になると、
「3月までに研修をしたいのですが」
というご相談やお問い合わせをいただくことがあります。
研修でもワークショップでも、その方法は何でも良いのですが、私が必ず確認させていただくのは、その「目的」です。
ご担当者様は「〇〇〇〇〇」だから、とお話しくださるのですが、私が突っ込み質問を繰り返すと、その目的がよりクリアになる場合と、「うっそぉ~」と説明された目的を疑いたくなる場合があります。
お役所ではないですが、民間企業でもやはりあるのです。
「予算消化のため」の駆け込み研修が・・・
何とも悲しい話です。
その昔、「目標予算達成のためには駆け込み需要をゲットしろ!」と上司が言っていたことを思い出します。
増税前の駆け込み需要とはわけが違うのです。
やればいいというものではありません。
研修にしろワークショップにしろ、「やることが目的」になっているものほど効果が薄いものはありません。
何のためにやるのか
その主役はあくまでも参加する受講者の皆さんで、いかなる場合も企画側の都合が優先されることはあってはならないと思います。

今日、お問い合わせいただいたお客様。
「ちゃんと良いものを届けたいので、3月までと言いましたが、年度が変わっても5月GW明けとかでも構いません。ちゃんと準備して、きちんとしたいので。」
何が大切かをちゃんとご理解いただいているご担当者様です。

何のためにやるのか
主役は誰か

譲れない部分はブレずに守り抜く

このスタンスはどんな場合にも大切にしていきたいと思っています。

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