禅語から学ぶリーダーのあり方

「春光日々新」変化に気がつかないのは、見ようとしていないから

春光日々新(しゅんこう ひび あらたなり)

春は日々景色が新しく変化する
という意味です。

毎日毎日代わり映えのしない毎日に、何か刺激はないかしら、何か変化は起きないかしらと思う人もいるかもしれません。
平凡が、何もないことが一番だとわかっていても、やっぱり変化もほしいよね、などと思うこともあるかもしれません。

けれども、春は冬を乗り越えての春。
色々手離し、耐え、乗り越えての春です。
ずっと黙っていて、のほほんとして春がやってくるのではありません。
それに本当は、春でなくても、夏だって秋だって冬だって、変化は起きているのです。
それを見ようとしているか、気づこうとしているか、常にアンテナの感度を高くしているか、それによって、変化を感じたり、マンネリだと思ってしまったり、ということではないでしょうか。

春光日々新

目に見える目立った変化のみならず、小さな小さな変化にも、変化がまさに起きようとしているその兆しにも気がつくことぎできる、クリアな感度と常に鮮度の高い心でいたいものです。

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