伝わらないなら手離そう

マネジメントこぼれ話

「おんなじように僕が言ってもダメなんですよね」
と悲しげにつぶやくKマネージャー。
Kマネージャーが悪いわけではありません。
そのメンバーから嫌われているわけではないし、特に乱暴な言い方をしているわけでもありません。

こういうことは、一般的によくあることです。
同じようの内容の本だけど、Aを読んでもピンとこなかったけど、Bは腑に落ちた。
同じ研修だったけど、前の講師の時は何も感じなかったけど、今回の講師はわかりやすかった。

同じ内容を同じように説明されても、その人の声のトーンや持つ雰囲気によって、相手への伝わり方が微妙に変化します。
同じような内容の本でも、使われている表現や挿し絵、資料などによって、読む人への響き方は異なります。

だから世の中には似たような内容の本が山のように溢れ、私たちのようなHRD.OD会社もたくさん存在し、それでもちゃんと、需要供給バランスが取れているのです。

自分が説明してもなかなか上手くメンバーに伝わらないと思った時、伝える人をあなた以外にしてみることも一つの手です。
理解してくれているメンバーでもよし、あなたが信頼する他者でもよし、それはあなたがダメだということではなく、とても懸命な判断です。
実際、同じ内容でも別の口を介して伝えられることにより理解が一層深まるということで、わざわざ、そういった研修プランを組んでいる企業様もおありです。

伝わらないのはあなたの説明が悪いとは限りません。
そんな時は拘りつづけるのではなく、他者に委ねてみませんか。
そうすることで、あなた自身の理解もまた深くなるかもしれません。

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