マネジメント・リーダーシップ

雨が降ったら傘をさす

相手のことは全くお構いなしに自分の興味のあることだけを言い続ける。

いつも誰かや何かの悪口、不平不満を言う。

このように、世の中には公害ならぬ口害が存在します。聞かされる方はたまったものではありません。

最近、私はこの口害に悩まされています。「この人はこういう人だから!」と割り切って関わらないようにすればいいのでしょうが、事情がそれを許さず、毎回、口害をまともに浴びて疲弊してしまうのです。

疲弊の一番の理由は、「その人にプチイラッとしている自分が嫌!」なことです。

聖人君子ではないのだからイラッとするのは当たり前。と、これまた気楽に考えられると良いのでしょうが、なかなかしなやかな柳になれない私。

そんな私にパーソナルコーチが言ってくれた言葉は「雨が降ったら傘をささなきゃ!」でした。

 

そう!

雨が降ってきたら、私は雨を全身で受け止めて、いつもズブ濡れになってしまうのです。そうではなく、雨を回避する手段として傘をささなきゃいけません。雨宿りしたり、雨が降っている所をなるべく早く通り過ぎたり、そんな回避策もあるでしょう。

私はいつもいつも全身で雨を受け止めて、ビショビショになって心が風邪をひきかけたりするのです。

 

な~んだ!傘をさしていいんだ!

こんな単純なことですが、パーソナルコーチとの話で妙に納得してしまい、心が晴れやかになりました。

 

工事の騒音が急に響きだしてうるさかったら、無理矢理そこを通るのではなく、工事現場を回避すれば良い。急に雨が降り出したら、傘をさして濡れないようにすれば良い。自分で自分の身を守る術をしっかりと持っておけば良いのです。

そして!!!

一番大切なことは、間違えても自分自身が工事の騒音や雨にならないことです。

 

マネージャーの皆さん。メンバーの口害になっていませんか?

私、以前はかなりの口害だったかも・・・。雨ではなく心地よい温かな陽射しになれるよう、十分に気をつけたいと思います。

 

タイトルとURLをコピーしました