組織脳と個人脳

マネジメントこぼれ話

自社の社員が可愛くて仕方ない社長さん。
それだけにあれやこれやとご指導なさるのですが、
その社長さんの思いは悲しかな、なかなか社員さんには伝わらず・・・


普通、〇〇だと思うんですよ。
けど、A君には何回言ってもわかんないんですよね。
どうしたらいいんでしょうか?


社長さんの問いに、私はただ一言、

A君の話を黙って聞いてあげてください。
「ありがとう」「頑張ってるね」などの言葉も必ずかけてあげてください。

とお伝えします。


すると社長さんは反論。

この前、B君の時には、
話を聞くよりも解決策なんかの具体的指示を分かりやすく丁寧と言われたけど、AとBとは違うの?


もちろんです。
A君とB君は全く別ですから。

???


二人の価値観はある意味、真逆ですから。

A君はどちらかと言うと個人脳。女性脳と言ってもいいです。
奥様の話はちゃんと聞いてあげるのが良い。
解決策を望んでいるんじゃなくって、ただ聴いてほしいだけ。
途中で遮って「〇〇したら」なんて言ったら大変ですよね?
同じです。
聞いてほしい。自分を分かってほしい。
それで納得したら、あとは頑張れるんです。


B君は組織脳。男性脳です。
組織のために、チームのために、お客様のために頑張れる。
うだうだ話をしたり聞いたり、そういうの面倒くさい。
それよりも早く結果を出したい。結論に近づきたい。

社長は組織脳の典型です。
けれども、人によって違う。
組織脳の人に個人脳の接し方をしても、全く響かないどころか反発を買うかもしれない。
逆も同じです。

男性脳、女性脳と世の中では言われたりもしていますが、
男性だから男性脳とは限りません。
私は女性ですが、どちらかと言うと男性脳が強いです。
だから私は「組織脳」「個人脳」という言い方をします。
どちらが良い、悪いではなく、そういう価値観を持っている
それだけです。


これまで色々の話をしてきた中で、
社長がこんなにもかぶりつきで一生懸命に話を聞いてくれたのは
初めてかもしれません。

そっか。男だから、女だからじゃなくって
組織脳か個人脳かなのか。
そしたらC君は・・・
なんか、ちょっとわかってきた気がする。


あくまでも「傾向」であり「特徴」ですから
「絶対!」ではありません。
けれども、個人個人の価値観を大切に尊重して接することは
相手にとっては嬉しいものですよね。


そうか、だから上手くいかなかったのか。
いやね、総務の女性たちとか、もう、どうしたもんかと思ってたんだけど
なんか、分かった気がする。
個人脳ね。かみさんとおんなじかぁ。


誰もかれもをあなたは組織脳、あなたは個人脳と明確に分けることはできないし
仮に分けることができたとして、それで100%上手くいくとは限りません。

しかし、相手の価値観を知り、
その価値観を尊重して接することは
マネジメントをする上でとても大切なことです。


ちなみに組織脳よりの私は、やはり個人脳が多い女性をマネジメントするよりも
組織脳が多い男性をマネジメントする方が
自分と似ている分、やりやすいです。
しかし、人を組織脳、個人脳と大別したところで、さらに価値観はそれぞれです。


結局のところは一人一人をよく知り、特徴を見極め、強みを生かす。
それこそがマネジメント醍醐味なのだと思います。


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