人間力

ご機嫌に、幸せでいられる方法

人は生きている限り、常に選択の連続です。
何かをするのも、何かをしないのも、
常に選択をしているのです。

けれども、いつもいつも、私はこっち、今度はあっち、
と簡単に決められるわけではありません。
AとBとどっちにしよう、
何を選べば良いのかさっぱりわからない、
などと、決定に困ることもしばしばです。

でも、よーく考えてみてください。
本当にとことんわからない、どうにも心底ホントに決められない、
などというケースは、実はごくわずかで、
本当は6-4でAかなと思っているけど、背中を押してほしいんだよね、
とか、
本当はBじゃないかなとぼんやり感じているけど、その根拠を言葉にできないから決められないんだよね、
とか、
私の気持ち的にはCなんだけど、それって他から見たらめっちゃマイノリティだから、Cでいいのか踏み出せないんだよね、
とか、
つまりは、
ほぼほぼ自分の中での選択は決まっているんだけど、何かしら自分にとっての損得を考えて、または顕在意識ではそんなことは感じていないけれども、潜在意識下で、こっちに決めたら損しちゃうかも、などと思って決められないでいる、ということが多いように思うのです。

いつまでたっても迷って決められない、本当に困っていてどうしていいかわからない、
などと言っても、決めないでいる余裕がまだある、決めないでいる方が本当は都合の良い何かがあるから決めない(自分的には決められない)でいるだけなんだと思います。

だって、命のかかわる危機的状況の時、「え~、どうしよう・・・。どっちに逃げたらいいんだろう。決められない・・・」なんて悠長なコト言ってないで、とにかく決断しますよね。
そうしなければ自分にとってマイナスだと本能的に知っているからです。

つまりは、決めないでいることも、決めないという選択をしているわけで、そこにあなたのメリットがあるからです。(感じているかどうかは別として)

上司が怖くってなかなか本当のことが言えない
リモートワークに不安があるけど誰にも相談できない
ミスしてお客様に迷惑かけてしまったのに、正直に報告できない

怖い上司が悪いのでもなければ、リモートワークの環境が悪いのでもなく、正直に報告できないチームが悪いのでもないのです。
どんなシビアな状況においても、人は自分で自分の行動を選択しているのです。

つまり・・・
一体、今日は何が言いたいのかというと、
チコちゃんよろしく、「ぼ~っと生きてんじゃねぇよ!」ということです。

何かのせいにしたり、誰かのせいにするのではなく、
「どんな事柄も全て、自分で決めて選択している」
すなわち、
「すべては自己責任」
ということを決して忘れてはいけません。

それが自分の人生を生きるということであり、
そういう人が、最終的には、どんな時にも自分らしく
自分のごきげんを自分でコントロールすることができる
周囲から見たら、堂々とイキイキと輝いている人なのだと思います。

人のせいにすると、その瞬間は楽かもしれませんが
相手に対しての不満が募るばかりで、自分がご機嫌でいることはできません。
自分が常にご機嫌でいる唯一の方法。
それは全ては自己責任なのだと腹を決め、自分で決める、自分で選択することなのだと思います。

今日、私は大きな選択をしました。
もしかしたら、そのことで大きな恥をかくかもしれません。
それでも良いのです。
誰のせいでもなく、自分で決めました。
迷ったけれども、迷った時には正攻法。
損得ではなく、自分がご機嫌になる方、自分が恥ずかしくない方を選びました。
それだけですでにご機嫌さんでいられます。
自己責任で生きる。
それが最も幸せでいられるのだと思います。

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