誰だって変わることができる

直感に耳を傾ける

過去に何回か転職をしてきた私ですが、
用意周到に準備計画をして、次を決めてから退職届を出した。
ということは、一度もありません。
ほぼ毎回、モヤモヤ状態が一定期間続き、
「う~ん、限界かも・・・」と思ったその数日後、
ある意味、後先考えずに「辞めます」となっています。

そのモヤモヤ状態が、私にとっては意味あるものでした。

この社長を支えていくのは、ちょっとキツイ・・・(なんて生意気なんだ!)
と思った時。

ここで成長できる気がしない・・・(やっぱり生意気!)
と感じた時。

最後に独立起業のために会社を辞めることにした理由は、
当時、家族に迎えたばかりの「ゆうた」(わんこ 生後50日位)を
長時間お留守番させたくない、
彼と一緒にいられる時間をもっと確保したい、
という、なんともふざけた(?)モノでした。
どうしたら良いかと考えた末に、
「自分でやればいいんだ!」
となったわけです。(なんて単純・・・)

いずれの時にも、自分の直観に従ったわけです。

この直観ですが、私はいつも、とても大切にしています。
「決めた理由は何ですか?」とメンバーに尋ねられ、
「ん? 直観!」と答えることは度々です。

だって、直観って、心の声ですよね。
単なる思いつきじゃないの? と言われたりもしますが、
それが思いつきなのか、ひらめきなのか、どんな表現を使おうが、
何もないところからは突然生まれてこないわけで、
これまでの経験や知恵、学び、気づきや、
自分ではすっかり忘れてしまっているどこかで見聞きしたことや、
様々な事柄が心の奥底には実は、それはたくさん存在していて、
その深ーい深ーいところから、
突然ポーンと飛び出してきた、それが直観なのだと思います。
つまり、顕在意識では「はじめまして」のことでも、
潜在意識ではずっと「あった」ことで、それが、
何かのきっかけで水中からはじけ飛ぶしぶきのごとく
飛び出してくるもの、
それが、直観(思いつき、ひらめき)なのだと思います。

そう考えた時、直観を無視することは、
自分の心の声を無視することに他ありません。

もちろん、それに全て従うのが良いとは言いません。
直観をもっと大切に扱った方が良い、と思っているだけです。

深く考えて、いろいろな状況を吟味して、じっくり検討した上で
最善の行動を選択する。
これはとても大切なコトです。
(私には一番欠けている部分かも・・・)

しかし、いつもいつもその時間が確保できるわけではありません。
いえ、今の時代、それではどんどん置いてきぼりになるだけで、
多少のリスクは承知の上で前へ進むことを求められる場合の方が
多いように思います。

もし直観に従ったら、そのあとは、
あなたが選択した行動が正解となるよう、
そのために必要な努力をするだけです。


私がゆうたとの時間を確保したいがために独立したこと。
4年前に他人に話した時には、
「それ、あんまり大きな声で言わない方がいいんじゃない?」
なんて言われたりもしましたが、
今となっては、これも立派な働き方改革です。

何が正解かは誰もわからない。誰も決められない。
あなたが自分の正解を作るだけ。

自分の心の声、直観にもっと耳を傾けましょう。
そして、何を選択したとしても、
それが正解となるよう、笑顔で進んでいきましょう。

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