私が自慢のお客様

活動記録

長年にわたり、大変お世話になってきたお客様 S様が、
先日、定年退職なさりました。
S様のお陰で今の弊社があると言っても過言ではないくらいの
恩人でもあります。
仕事の話のみならず、互いの共通の話題、介護話や
趣味の話など、いつも、1時間の打ち合わせ枠で、
仕事の話は5-10分そこそこ、あとは楽しいお喋りタイムと、
本当に親しくさせていただきました。


最終日、ご挨拶に会社へお伺いしたところ、
最初は15時頃には会社を出られるとおっしゃっていたのに、
なんだかんだとお忙しいようで、
「今日は残業かなぁ」などと微笑んでいらっしゃいました。

いつものように他愛もないお喋りをして、
これで最後ではなく、
「これからもよろしくお願いします」
と、至って普通にお別れのご挨拶を済ませ、
なんだか拍子抜けした感じがしつつも、
その会社を後にしました。


翌日、S様からメッセージを頂きました。

「テレワークで出勤率30%と言われているので、
ひっそり引退かと思っていたら、
テレワーク中の部のメンバーも夕方には全員来てくれるという
サプライズがありました。
(中略)
新人各年代から寄せ書きをもらったり、
みんなの前で3回も挨拶したり、
新人の前でリモートで挨拶したり、
大きな花束もらったり、
みんなと写真を撮ったりしていたら、
帰りは20時を過ぎてしまいました。」


メンバーの方と笑顔で映ったお写真と一緒に送られてきた
そのメッセージを読んで、
私は涙腺崩壊。ポロポロと涙が止まらなくなってしまいました。
人は、最後の時に、他者からの評価がわかると言いますが、
S様は間違いなく、多くの方から慕われ、愛されていた、
人材開発部長だったのです。


これからはもう、S様と一緒に仕事をすることができない寂しさ。
これはもう、どうしようもありません。

私が大好きで尊敬していたS様が、これほどまでに多くの皆さんから
心から慕われていた喜び。
そして、そんなS様と、長きにわたって仕事をさせていただくことができた喜び。
また、仕事を超えて親しくお付き合いさせていただくことができた喜び。

寂しいやら、嬉しいやら、誇らしいやら、説明不能な感情に襲われ、
朝から目を腫らしてしまいました。


あくまでもビジネスとして、しっかり線引きして関わっていく。
そんな仕事の仕方も否定するものではありません。

しかし、人と人との関係性、その質の向上、を謳っている私としては、
お客様との関係性も、単なる仕事上の無機質なやり取りだけでなく、
人と人との温かな繋がりを持ちたいと日頃から願っていますし、
お客様との健全な関係の質の向上が仕事の結果の質に大きく影響すると
信じています。

S様は、そんな大切なコトを私に教えてくれた恩人でもあり、
自慢のお客様でした。

「定年退職、おめでとうございます!」
と言うのが世の習いなのでしょうか?
私的には少し違います。
チコちゃん的に、
「引退なんて、ボーっとするのはまだまだ早いでしょ!」
といった感じです。

S様から、本当に多くの事を学ばせていただきました。
ありがとうございました。
また、必ずご一緒にお仕事できる日が来ると信じています。

その日が来た時、
「あれ? 尾藤さん、成長したね。」
と仰っていただけるよう、私は一層、精進してきたいと思います。


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