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「発注した」スタンスは嫌です

研修って、研修会社に発注してそれで終わりじゃないと思うんだよね。
そうじゃなくて、研修会社の人と一緒に考えて、一緒に悩んで、一緒に創りこんでいく、
そういうモノだと僕は思ってる。


私が最も信頼し、尊敬しているお客様の言葉です。

まさに私もそのスタンス。
だから逆に言うと、そうではない、「発注して終わり!」
すなわち、丸投げ状態では悲しくなってしまい、というか、
想いを共有することができずに、その企業様のお手伝いそのものに対する
私の熱意が大いに失われてしまいます。


いや、丸投げじゃなくって、信頼してるから、尾藤さんに任せておけば大丈夫だと思ってるんだよ。

こんなフレーズを時々聞きますが、イヤイヤそれって、
「子育ては妻に任せてます。」
と同じで、私からしてみると、どんなに相手を信用信頼していようが、
本来の自分の責任を放棄しているのではないですか!?
と思ってしまいます。

子育てはもちろんの事、
自社の大切な社員育成プログラムを、
「お任せする!」と言い切ってしまうところが、私には不思議で仕方ありません。
「妻に任せてます」「学校に任せてます」「塾にお願いしてあります」
とおんなじこと?
そもそもの無責任、オーナーシップを持っていないということ?

それでは社員の皆さんが、子供が、あまりにも可哀想と言うものです。


手前味噌となりますが、
私は関わったお客様(受講生)はみんな、大切で、愛おしくて、
何とか少しでもステップアップできるよう、成長に結びつくよう、
そこに対する気持ちでいっぱいになります。

「尾藤さんのうちの社員に対する愛情には、いつも感謝しています。」
とお言葉を頂くのですが、私からしてみたら、そんなの当たり前!
けれども、そんな気持ちになれるのは、ご担当者様が私に丸投げではなく、
「ご一緒」だからに他ありません。
ご担当者様自身が、自社の社員の方たちに対して、深い思いをお持ちだからこそ、
それが私に伝播するのだと思います。

私はスキル研修をお届けしているのではありません。
だからなおの事、「発注した」スタンスでは悲しいのです。

幸いなことに、今、お手伝いの機会を頂いているお客様は皆、
研修であれコーチングであれ組織開発プロジェクトであれ、
全て「一緒に創り上げていく」スタンスで関わりいただいています。
本当にありがたい限りです。

大切な社員の皆さんの育成サポートだからこそ、
一緒に悩んで考えて、喜んで笑って、
そんな時間をご担当の皆さんと共有したいのです。

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