1%だってできていない!

インフィニティについて ストーリー

晴れて独立・起業を果たした私は、
これから自分の好きなように、自分の好きな形で仕事ができると
気持ちも新たに前へ突っ走る・・・・
とはいきませんでした。
退職して間もない頃、ある事案について元同僚と打ち合わせをしていた時、
耳を疑うようなことを言われたのです。

「Aさんが今、会社と揉めているのは、元をただせば尾藤さんのせいだ」
「Bさんが辞めたのは、本当は尾藤さんがイヤだったからだ」
「Cさんは本当に可哀そうだ。あんな仕打ちを受けて。」
「尾藤さんはコミュニケーションについて人に伝えているけど、その1%だってできていない。あなたみたいな人、見たことがない!」

それらが事実かどうかは別として、最後の「1%だってできていない!」は、
その後ずっと、私の心にずっしりと重くのしかかり、私を苦しめました。
最後になって職場での関係性が切れた途端にひどい罵声を浴びせられた。
それは、これまでは同僚なので我慢して言えなかったけど、無関係になったから
言いたいことをこれで言えると、心にたまった鬱積が一気に爆発したからであり、
そうなるほど私が人を傷つけていたに他ならないということだからです。
この事実は、私にとって、とても重大な問題でした。

意気揚々とスタートするはずだった矢先に受けたこの言葉。
私はこれから本当にやっていけるのだろうかとすっかり自信を失ってしまいました。
けれども、会社員に戻るという選択肢は私にはありませんでした。
落ち込もうが何だろうが、とにかくやるしかない。
自信を失くしてしまったのだったら、それを取り戻すしかない。

私に「1%だって・・・」の言葉を投げつけた彼を、最初はとても恨みました。
しかし、今では心から感謝しています。
結果的に、その言葉をずっと引きずり続けたからこそ、
色々な場面で自分に必要なブレーキをかけることができ、
言葉の重み、人を思いやる心をそれまで以上に大切に
意識することができるようになったと思うからです。

そんなこんなで走り出した1年目の夏。
お客様からとんでもないリクエストをいただくことになったのです。
つづく・・

コメント

この記事へのコメントはありません。

メールでブログ購読(無料)

メールアドレスを登録していただければ、お知らせ・ブログ更新時にメールでお知らせします

最近の記事

  1. 他部署のメンバーを注意できますか?

  2. 課題とゴール

  3. 余裕がないのはムダがないから

カテゴリー

アーカイブ

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。