ビジネスとは人脈

インフィニティについて ストーリー

スタートアップでせっかくのお仕事をお断りするという
残念な出来事があったとはいえ、企業1年目は自分でも怖くなるくらいに
順調な1年でした。
当時、お世話になった税理士さんからは、
「1年目でこれだけの利益が出るのは珍しい」
と仰っていただきました。
綿密に計画を立ててスタートしたわけでもなく、
ただ勢いだけで突っ走った1年目。
大変なことがたくさんありましたが、
法人としてしっかりと税金を納めることができ、
社会的責任を果たすことができたことに安堵したものです。

しかし、そんな安心感はあっという間に吹き飛びました。
今、思い返してもゾッとする暗黒の2年目がやってきたのです。

それは、1年目後半から薄々感じていたことでしたが、
敢えて自分で見て見ぬふりをしていたことでした。
1年目、あまりに順調すぎて、翌年の営業活動が全くと言っていいほど
できませんでした。
そこにかける物理的時間もエネルギーもないほどに、日々の
あれやこれやに追われていました。

それでも、1年目の貯金がたくさんあるし、根っからの営業パーソンである
私が営業ダッシュをかければ何とかなると思っていたのです。
ところが・・・
世の中、そんなに甘くはありませんでした。

プライベートに問題が起きたのです。
実家の母が心臓の、次に父が脳梗塞と、
順番に入院、手術を数度繰り返すこととなり、
両親2人だけでは暮らしが成り立たなくなりました。
そのため、頻繁に帰省をすることになり、
おまけに、その1回の帰省期間も長期間となりました。
今でこそ、地方にいてもオンラインで問題なく対応できるでしょうが、
わずか2年半前でありながら、その頃はそういうわけにはいかず、
まともに仕事に取り組めない日々が続きました。

営業活動を行っていないに等しい状況では、
当然のことながら売り上げは上がるはずもありません。
既存のお客様からっ新規のご紹介を頂くことはあるものの、
まともに対応ができない状況では、責任をもってお引き受けすることもできません。
決まったお仕事を頂いているお客様にも事情を話してスケジュール調整頂いたり、
急ぎでないものはお待ちいただいたりと、ご迷惑をおかけしてしまいました。


経営者としての先読みの甘さ、計画性のなさを痛感した2年目でした。
多くの人にご迷惑をかけ、自己嫌悪に陥り、情けなさを噛みしめ、
それでも「助けて!」と勇気を振り絞って声を出した時、
援助の手を差し伸べてくれた人達の温かさ、ありがたさをしみじみと感じた年でもありました。

結局のところ、ビジネスとは知識や技術や、そういったものよりも
何よりも一番大切なコトは、人と人との繋がり、ご縁、人脈なのだと、
痛いほど思い知った2年目でした。

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