誰だって変わることができる

援助の手は自然にやってくる

創業1年目の絶好調から一転、2年目の暗黒を経験して、
私が最も学んだことは「人に頼る」ということでした。

少なからず「自分はデキル」と思っていたし、
負けん気が強く、人に弱みを見せたくない私は、
なかなか人に頼るということができないタイプでした。
頼る時にはみっともない所や恥ずかしい所も相手に見せなければならない、
そんな場面だってあるのです。
ソコを乗り越えるのは、私にとっては結構なハードルでした。

けれども、ソコを乗り越えた時、乗り越え切ったと自分でも思えた時、
不思議なことが次々と起こり始めたのです。

最初は「手伝って」「教えて」「助けて」などと
私から「お願い」をしていました。
みんな、快く引き受けてくれて、私を支えてくれました。
けれども、その頃は、「一生懸命に言っていた」と思います。
つまり、ハードルを一生懸命に超えようとしていたのです。

けれども、その一生懸命が自然になった時、
つまり、できない自分やみっともない自分をさらけ出すことに抵抗が薄れ、
自然体でいられるようになった時、「お願い」をしなくても、
「〇〇だったらいいな」「△△にならないかな」と思っていると、
本当に不思議なのですが、援助の手があちらから自然と私の所にやってくるようになったのです。

もうびっくりですよね。
「こうなったらいいな~」と思っていたら、
そこに向かうための手助けを誰かが申し出てくれるのです。

どうしてそんな不思議なことが起こるのか・・・。
それはきっと、私が自分にカッコつけることなく、
「助けて」「困ってるの」「わからない」などを
自然に言えるようになったからだと思います。

じゃあ、どうやったら「自然に」言えるようになったのか?
それは次回に続きます。

タイトルとURLをコピーしました