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言語化が強みでした

私が自分で苦手だと思うことの一つに「言語化」があります。
文章を書くのが得意ではありませんし(大学受験は小論文で落ちると言われていたし💦)、
実際、自分が書いたものを読んでみても、表現が稚拙で
もう少し格好よくできないものかと思うのです。

ところが数人の信頼のおける友人たちは、
私の強みに「言語化」を挙げるのです。
私からしてみれば、「うっそぉぉぉぉ!」と言った感じです。

私の一体どこが、「言語化ができる」と言うのでしょう!?

いくら力説されても、こればっかりは認めることがなかなか難しく、
「認めてくれてありがとう」と口では言いながらも
「いや、絶対にそんなことはない!」と心の中で呟いていました。


しかし先日、私と友人たちとのこのギャップの謎が判明したのです。

私の意味する言語化とは、いわゆる「文章を書く」「言葉で表現する」ことです。
一方、友人たちの言う言語化とは、
「見えづらいモノ、モヤモヤしたモノ、
なんだかはっきりとは分からないけれども確かにそこにあるモノについて
共通にイメージできるようにわかりやすく説明する」ことだというのです。

もう、目からウロコでした。
確かにそれも言語化です。
というか、そっちが言語化です。
今までずっとずっと、私は「言語化」の意味を間違えていました。
私は単に、「作文が下手」なだけであって、言語化は別物でした。

ネットで調べてみると、
①事象・具象(世の中のできごと)をよく観察すること。そこから、
②複数の事象の共通点を見つけ出し、
③話を伝える相手のことをよく理解して、
④相手にわかりやすく表現する。
引用元:AdverTimes|言語化ブームからマーケターは何を見るべきか?【Adver Times Day 2019 Spring】
とありました。


改めて意味を理解して、「言語化がすごいね」とこれまで
褒めてくれた友人たちの顔を思い浮かべました。
なるほど、そう言ってもらえるに起因する場面を思い出すことができました。
その時、必死になって否定した私はなんとおバカだったことか。
自分でもそこそこはイケてるんじゃないかと思っているコトを
認めてくれていたのに、完全否定していたわけですから、
ある意味、嫌な奴だったと思います。
ごめんなさい。

そう!私は言語化が得意なのです。
というか、言語化するのが好きなのかもしれません。
それは私にとっては、宝探しのようなものなのかもしれません。
言語化するまでの
①事象・具象(世の中のできごと)をよく観察すること。そこから、
②複数の事象の共通点を見つけ出し、
③話を伝える相手のことをよく理解して、
④相手にわかりやすく表現する。
の一連の過程が楽しくてしかないし、特に④のわかりやすく表現する
その工夫が楽しいのです。
(時々、「説明下手でごめんなさい」と謝ることもありますが)

そっかぁ。言語化は私の強みなんだ。

つい最近知りえたこの新事実。
いくつになっても発見はあるのですね。
自分の無知を棚に上げて、とっても嬉しい発見です。

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