「伝える」と「伝わる」

マネジメントこぼれ話

ひょんなことから高校生を対象に「やる気をコントロールする!」という
オンラインセッションをさせていただくことになりました。

普段は主に、企業の「大人な」方々を対象に関わらせている私ですが、
相手が高校生ともなれば、当然、資料も言葉も変えなければいけません。
ショート動画のためのPPTを作って吹き込みを行い、
「できた!」と思って先生に見てもらったら・・・

●●と〇〇のところは、子供たちには分かりづらいかも・・・

穏やかなフィードバックを頂きました。

え? それ分かんない?

正直、戸惑いました。
〇〇は分からないかもしれないけど、●●も分かんないのか???

自分では高校生にも理解しやすく工夫したつもりでしたが
まさかのNG。
「口頭で補足説明できるので、動画はこのままでいいですよ」
と仰っていただいたものの、やはりそれでは私の意地が許しません。

「やり直します! 明日の朝まで待ってください!」
とお願いしてから考えたのですが、
●●と〇〇を使わないとなると、全体構成が変わってくる。
う~ん・・・
自分なりにあーだこーだと考えて試行錯誤すること数時間。
「伝える」ために、いえ、「伝わる」ために
こんなに考えたのはいつぶりだろう・・・
と思って、ふと気がついたのです。

「大人」と「高校生」という観点だけでなく、「大人」と一括りで言っても、
それぞれに興味関心が異なれば、それまでの経験も異なります。
響く言葉も違えば、その物事への習熟度や理解度も異なります。
つまり、一人一人が違うのであれば、本当に「伝わる」ことを願うのであれば
「伝え方」は人によって変えるのが良いに決まっています。

でも、人間って本当に身勝手な生き物。

伝わらない。理解しない。
なんでわからない? これくらい分かってると思ったけど。

そうじゃないんです。
「伝わらない」のは「伝え方」の工夫が足りない。
「理解しない」のは「理解しやすい」工夫が足りないのです。

相手が悪いのではなく、こちらの工夫が足りないのです。

高校生向け動画作成に悪戦苦闘する数時間。
頭に汗かきながら、心に大きな気づきを得ることができ、
それはとても充実した数時間でした。

たまには普段とは異なる活動をすることによって、
普段の「何か」に関する気づきが得られるのかもしれません。

動画作成で汗だくだった私ですが、
セッション当日は更に汗かきかき、女子高生になって
楽しみたいと思っています。 

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