認めることで組織は育つ

マネジメントこぼれ話

チームや組織のご支援が終了したお客様から、
「今後、上司(経営)として気をつけるコト、
彼らのやる気ポイントを教えてください」
とお尋ねいただくことがあります。

千差万別、何に気をつけるか、何をしないかはそれぞれですが、
どんな場合にも、どんな人、組織・チームにも
必ず私が行うことがあります。

かなり厳しいフィードバックをした時でも、
雷ドッカーンと落とした時でも、
怒りでワナワナ、涙が出そうになった時でも、
失望しかかり負けそうになった時も、
どんな時も、必ず忘れずに行う事。

それは「認める」です。

認めることは、むやみに褒めることとは違います。
評価でもありません。
結果や成果、立場や役割など(Having)のみでなく、
取り組み姿勢や日々の行動(Doing)、
基本的な考え方やあり方、スタンスなど(Being)、
その人の「人となり」を肯定的に認めて伝えることです。

業績や結果に関わらず、
「一人の人間として自分は受け入れられている」
と思うだけで、人は前へ進むことができるのです。

一般的に、Havingは褒めるという行為で行われていても、
Doing、Beingは行われていない組織が多くあります。
結果がまだ出ていない発展途上の人や組織は、
Havingしか行われていない場合、
全く認められることのないしんどい時間をひたすら過ごさなくてはいけません。

実績だけを称えるのではなく、
努力やその人の強み、良いと感じたところを伝える。
そのことによって、自分や組織の存在価値を確認でき、
居場所が認識でき、一歩も二歩も、前へ進む動力源となるのです。


「うちは認めることはあまりなかったかも。
だから、組織が沈滞していたのか???」

ポソリと呟く社長さん。
もしかしたら、当たらずと言えども遠からず、かもしれません。

それでも大丈夫です。
「認める」力は偉大です。そこに「感謝」が加わろうものなら最強です。

認めることで組織は育つ。
認めることで人は育つ。

今、元気な人と組織は一層元気に。
今、元気がない人と組織も、必ず元気に。

上司や経営が「認める」「感謝する」組織は、必ず育つのです。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。