マネジメント・リーダーシップ

仔犬のしつけから学ぶマネジメント~ 「しない努力」よりも「する努力」

我が家のゆうたくん(アメリカンコッカースパニエル )はもうすぐ1歳半。

生後43日で我が家へ来てからしばらくは、一体どうなることかと気をもみましたが、最近ではゆうたの良いところばかりが見つかり、毎日嬉しくてたまりません。

最初の頃は先代犬マリオの方がどうしてもよく見えてしまい、悲しい気持ちになっていました。しかし、最近はこんな調子です。

マリオは穏やかだったけど、ゆうたは足取りが軽快でウサギみたいでカワイイね。

マリオはワンとは滅多に言わなくて静かでよかったけど、ゆうたは物音に反応してワンっていうから泥棒除けにはいいね。

マリオはおじいちゃまやおばあちゃまにおやつのおねだりして可愛かったけど、ゆうたは基本的には私からしか食べないから、食べ物につられて連れていかれるとかの心配がなくていいね。

 

本当にもう、あばたもえくぼではないですが、何をしても良い言葉に結び付くのです。お陰で私の気持ちはいつもHappyで、それがゆうたにも伝わるのか、以前よりも一層良い関係を築けているように思います。

 

マリオとゆうたを比較してはいけないと理屈ではわかっていても、最初はやはり難しいものがありました。なので、「比較をしない」のではなく、「Happy word」に言い換えることだけを意識的に行いました。

人間は「止める努力」「しない努力」よりも「する努力」の方が取組みやすいと言われています。

私にはこれが効果テキメンだったわけです。

 

メンバーや上司、同僚など、チームの人たちが複数いる場合、また、人の入れ替わりなどがある場合、比べるなと言っても無意識のうちにそうしている場合はあると思います。そのような時は「しない努力」ではなく「する努力」を意識的に行うのです。

 

苦手な上司を避けるのではなく、自分を成長させてくれるHappy personがやって来た~と、楽しく話せる工夫をしてみる。

ミスの多いメンバーに難しい仕事を与えないのではなく、このメンバーの良さが最大限発揮できる仕事を新たに見つける、または創出してみる。

 

結局のところ、「しない努力」は我慢が必ず付きまとい、ネガティブな方向へ意識が向きがちですが、「する努力」はいかに上手く効果的にするかを考えることで、気持ちが常にポジティブに向かい、その結果、物事が良い方向へ進んでいくのではないでしょうか。

 

毎日毎日、次々に良いところが見つかるゆうたとの毎日は、新たな可能性が限りなく溢れ出てくるようで、楽しくて仕方ありません。

この感覚、気持ちは仔犬に限ったことではなく、もちろん対人関係でも味わえることは請け負います。実際、私は随分と人の見方が変わり、対人ストレスが激減しました。

 

「しない努力」ではなく「する努力」

Let’s Try & Enjoy !!!

 

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