誰だって変わることができる

正しい振返りしていますか?

「振返り」って何ですか?

こんな質問を頂きました。

「ちゃんと振返りしなさいよ」
「振返りは大切だから」

当たり前のように使われる「振返り」
しかし、「正しくできている」人(組織)は、実は少ないと思っています。

それは子供の頃、復習しているつもりでも「正しくできていない」のと同じです。
勉強には予習よりも復習が大切と言われますが、
ビジネスにおいても、いえ、ビジネスのみならず、
人の成長を左右するのものは振返りだと言っても過言ではありません。

振返りの仕方にもいろいろありますし、
何を振り返るかによっても異なります。

今日はビジネスにおける振返りについてです。

まず、目標と結果(成果)を確認するだけでは振返りとは言えません。
振返りは反省ではありません。
偶然、たまたま、ラッキーだったから、〇〇さんのお陰、などにも
それらを誘発する要因が必ずあるため、スルーしないでその要因を考えます。
「もう1回やるとしたら、同じやり方ではなく、どう考えてどう行動するか。」
と捉えると分かりやすいかもしれません。

具体的には
① 結果に至るまでの思考と行動、周囲で起きたことなどの「事実」を洗い出す。
② ①の中から、結果に大きく影響を与えた要因を探し出す。
③ ②を導いた「考え方と行動」(自分で直接コンロトロールできること)を導き出す。
④ ③を検証し、結果が成功であれば自身の勝ちパターンにし、そうでなければ、どのように改善することが適切かを考える。
⑤ 必要により④の行動計画を立てる。
⑥ ⑤の阻害要因(心的、外的)を考え、予め取り除く。
⑦ リソースを考え、必要なサポートを準備する。

いかがでしょうか?
あなたは「正しい振返り」ができていますか?

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