誰だって変わることができる

それ、私のせいですか?

それって私のせい?
ちょっとちょっと、私が悪いわけ?
ちゃんとやってよ・・・

誰しもこんな風に思ったことの一度や二度はあると思います。
責任転嫁ではなく、本当にもう、「お願いしますよ」と言いたくなる時。
誰が見ても、「お気の毒様」な状態であり、
「本当にもう、ちゃんとしてくださいよ」と泣きたくなってしまう時。

しかし、こんな時こそ、相手のためではなく、自分のために
「学習者」でいたいものです。

ちゃんとやってよ。
私のせい?

という感覚は、いわゆるベクトルが相手に向いている状態。
相手が平身低頭謝るとか、前向きに善処するとか、
そういう目に見える行動が確認できたなら、
あなたのストレスは軽減されるかもしれません。
しかし、いつもそれらが確認できるとは限らないし、
それがすぐとも限りません。
その間、ずっと相手にベクトルを向けたままストレスを抱え続けるのは、
自分自身の精神衛生上、とても良くないと思うのです。

そうではなく、相手にベクトルを向けるのではなく、
「ちゃんとやってもらうために、どう関わっておけばよかったかなぁ」
「あそこでちゃんと確認、念押ししておけば、もっときちんとやってもらえたかも」
と自分にベクトルを向けてみませんか。
それらは自分に対してのbetter challengeですので、
いつ行動を起こしてくれるかもわからない相手に気を揉むよりも
遥かに前向きで、自分のためにもなるというものです。

実はつい先日、「え??? うっそぉ~。私のせい???」
とまさに感じることがありました。
正直、ムッとしたりもしました。
しかし、「いかん、いかん、被害者になってる」とすぐに思い直し、
「こうならないように、私は何をすれば良かったかな。今後のために、どうするのが良いかな。」
と考え、批判のベクトルを向けそうになった相手に対しては、
「あの時、〇〇をすれば良かったと反省しています」と
心からの言葉を伝えることができました。

それを聞いたお相手が、どう感じられたかはわかりません。
しかし、その方がどうかではなく、まずは私自身の気持ちが爽やかであることが第一です。

それ、私のせいなの????

と思う時はこれからもたくさんあると思います。
そんな時も、被害者意識を持つことなく、常に学習者のスタンスを
忘れずにいたいものです。

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