紙パンツを経験してみた

その他

88歳を大きく過ぎた父は、
なんとか自立生活を続けているものの
その多くに見守りが必要で、
できないこと、一人では難しいことがどんどんと増えてきています。

その一つにトイレ問題があります。
この頃は失敗することの方が多く、
誰も責めたり怒ったりはしませんが、
本人が一番辛く、悔しく、涙ぐむことが多くなりました。

上手くいかない時、
他の誰でもない、本人が一番辛い。

当たり前の事ですが、
父ならばそれを受け入れることができるのに、
若く元気なメンバーになると、
「なんでできないの?」「もうちょっと努力してほしいな」
などと思ってしまうのですから、
まだまだ私も人としての器が小さいのだと思います。

成功することが稀になってしまった父から笑顔を取り戻すには、
紙パンツの力を借りるのが一番と思った私ですが、
それを受け入れてもらうにはどうすれば良いのかが思案のしどころでした。

どうしたものか・・・・

ふと頭にひらめいたのは五十六メソッド

「一緒にやる」ということを考えた時、母も巻き込んで、
私も母も、父も、みんなで、
災害時に備えて紙パンツ生活を体験してみよう!
と思い立ちました。
ついでにワンコのゆうたにも、避難生活を想定して、
マナーパンツを体験してもらうことにしました。

一人じゃなく、みんなで、一緒にやる。
経験してみて、違和感やモヤモヤを取り払って、
マイナスよりもプラスが多いことを自ら知ってもらって、
紙パンツを選択することを、父に自分で決めてもらう。

この方法は、思った以上にうまくいきました。
どうしたものかと思っていましたが、
移行期間、たったの1週間。
ショックで食欲も落ちてモノを食べなくなっていたのに、
昨晩は、何度も美味しい美味しいと言いながら、
スパゲティナポリタンをペロリと平らげました。

結局のところ、「自分で決める」ことが
納得度を上げるし、
自分で決められるサポートをしてあげることが
ゴキゲン生活を送るにあたっての大切な事なのだと思うのでした。


それにしてもこの頃の紙パンツは本当に優れものです。
介護経験先輩のお友達曰く、
「私たちの頃よりも格段に良くなっていて、
本当に、だんだんと介護する側もされる側も、
ストレスが減って来ていて、良かったわね。」
だそうです。

本当に・・・
感謝です。

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