彼が変わらない理由

誰だって変わることができる

「何回注意しても偉そうな物言いなんです。
高圧的で部下が委縮しているんですけどね。」

Aマネージャーのメンバーに対する言動に頭を悩ませるY部長。

「どうしたらA君にわかってもらえるんでしょうか?」

Y部長の質問に、私はいともあっさりとこう答えました。

「今のままでは分からないと思います。
だって、Aさん、今、困っていないですよね?」

私の言葉に納得のY部長。


そうなのです。
人が自ら「変わりたい!」「変わらなきゃ!」と思うのは、
現状では何か不都合があるからです。
逆を言えば、変わらない、変わろうとしないのは、
現状のままでも困らない、または、
変わるよりは今のままの方が
何かしらその人にとって都合が良い事があるからです。

ダイエットして体重を減らしたいと思うのは、
健康のためかもしれないし、
スリムになって素敵に魅せたいからかもしれません。

英会話を勉強して流暢に話せるようになりたいのは、
海外留学してグローバルな活躍をしたいからかもしれないし、
外国人の友達ともっと話をしたいのかもしれません。

タバコを止めた方が身体に良いと思っていても止めないのは、
まだ悪くなっていない健康を心配するよりも、
今の快楽を選んだ方が良いからです。

マネージャーがコミュニケーションの取り方や
メンバーとの関わり方を変えなきゃ、改めなきゃ、と思うのは、
今のままでは全然伝わらなくて業務に支障がある、
メンバーが委縮しているようで生産性も落ちている、
などの要因に、自らが関係していると思うからです。

ちなみに・・・・

私が「マズッ・・。変わらないと・・・」
と本気で思ったのは、振り向いたら私の後ろには誰もいなくって、
一人で勝手に走っているのに気がついたから。
心を開いてくれている、慕ってくれていると思っていたメンバー達が、
私に対して皆、総スカン状態だと知ったから。
でした・・・


「Aさんが『困った』と思ったら、ほっといても
変わろうとすると思います。
だから、『変われ!』と言うよりも、
『困った』と感じる状況を作ってみるのが良いかもしれないですね。」


他人からあれこれ言われなくても、
変わらないとマズイ、変わりたい思った時、
人は自ら勝手に変わります。
だから、「〇〇した方がいいんじゃないの」とか
「そんなだからダメなんだよ」とうるさく言うのではなく、
「マズッ!」と感じるイタイ状況をお膳立てしてあげれば良いのです。


無限の可能性を秘めたあなたへ

あなたは今、「変わりたい!」と思っているコトがありますか?

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